FIX リングライト1500 ⑤ リングライト光T側での最短撮影の利点と欠点Ⅱ

FIX リングライト1500 ⑤ リングライト光T側での最短撮影の利点と欠点Ⅱ

 

前回の検証の続き

 

気が付いたら、利点の話をしていなかった。

キサンゴの中に、ベニサンゴガニが潜んでいる。

サンゴ類の中に潜む生物は、通常の外付けストロボで、撮影すると、

この様に

影が付いてしまう。

FIX リングライト1500で撮影すると

撮影機種  OM SYSTEM TG-7

撮影モード   絞り優先(A)モード

Av(絞り数値)         4.9

Tv(シャッター速度)       1/40

露出補正             -0.7

ISO感度            ISO-400

水中ライト  FIX リングライト1500 100%の光量

ホワイトバランス  ケルビン値調整5000K°

35mm換算          100mm相当

アスペクト       4:3

 

正面から光が当たるので影が付かない。

 

SILKYPIXでレタッチをして、

実際のイメージ近づけて見た。

 

ここからは、どの様な場合が良いのか?

 

アカスジカクレエビの小型個体が、ガヤに潜んでいた。

シャッタースピードが思ったより、遅く、そのままでは、手振れをおこす。

そこで、ISO感度を上げていった。

ISO1250まで、上げた所で、1/100まで上がったので、シャッターを切った。

撮影機種  OM SYSTEM TG-7

撮影モード   絞り優先(A)モード

Av(絞り数値)         4.9

Tv(シャッター速度)       1/100

露出補正             -0.7

ISO感度            ISO-1250

水中ライト  FIX リングライト1500 100%の光量

ホワイトバランス  ケルビン値調整5000K°

35mm換算          100mm相当

アスペクト       4:3

 

リングライトの場合

後ろに反射して光を戻す物がない場合は、

かなり、光量に制限がおきる。

これは、通常のLEDライト撮影より顕著なので気を付ける必要が有りそうである。



しかし、

SILKYPIXでレタッチをすると、

皆さんが好きなフワトロ系の映像にはなりやすい。

まあ、もちろん、ピントの位置と構図の正確さが作品の良し悪しを決める事は変わりない。

 

同じ組み合わせのまま

土嚢が壊れた場所の繊維に、

極小ヒロウミウシを見つけて撮影した。

人工物に囲まれているので、通常より反射が多いので、

シャッター速度が、 1/2000と異常に速くなった。

そのまま、撮影した。

撮影機種  OM SYSTEM TG-7

撮影モード   絞り優先(A)モード

Av(絞り数値)         4.9

Tv(シャッター速度)       1/2000

露出補正             -0.7

ISO感度            ISO-1250

水中ライト  FIX リングライト1500 100%の光量

ホワイトバランス  ケルビン値調整5000K°

35mm換算          100mm相当

アスペクト       4:3

 

通常より、色カブリが起きた。

袋や繊維にあたった光が、乱反射している為であろう。

そこで、そこを気にして

SILKYPIXでレタッチする時に、ホワイトバランスの修正を丁寧におこない、

色カブリを取り除いた。



問題なく修正は可能です。

しかし、

これも、通常のLEDライト・ストロボの場合では気になった事はない。

 

この辺が、通常撮影と、違いが起きる点である。

 

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