FIX リングライト1500 ④ リングライト光T側での最短撮影の利点と欠点
FIX リングライト1500のモニターテストを開始している。
https://www.fisheye-jp.com/products/light/fix_rl1500.html
今回のテストで使用している
ハウジングは、旧式のNA TG-6用である為に、
モニター時には、アダプターが未発売の為に、取り付け部が、数ミリだか前方に出てしまう。
その為、最短付近(特に顕微鏡モード)では、
ライト光があたらない事が起きるかもと心配していた。
FIX エクステンションリング 7-M52が、
https://www.fisheye-jp.com/products/lens/fix_extensionring7-m52_0.html
発売になったので、この心配も、全くなくなった。
今回の検証は、全くの無駄になるかと思っていた(/・ω・)/
しかし、実際には、悪い条件でも、全く問題が起きない事で、
FIX リングライト1500のリングライトのスペックに感心した(^_-)-☆
『やっぱ、FIXだわ(*^ー゚)bグッジョブ!! 』
『顕微鏡モードT側との相性(@g@)b WEEFINE WF リングライト1000 TGシリーズとの相性⑤』を
https://htmmarine.hatenablog.com/entry/21600878
テストした八年前には、純正のプロテクターでも、最短撮影付近は、ライトの照射の内側に、なってしまった。
それと同じ条件に詰めていく過程で、最初の一枚
まずは、AF-Sに切り替えてT側最短付近で撮影してみた。
※ 今回から撮影データを開示する、撮影の参考にしてほしい。

撮影データ
撮影機種 OM SYSTEM TG-7
撮影モード 絞り優先(A)モード
Av(絞り数値) 18
Tv(シャッター速度) 1/100
露出補正 -0.3
ISO感度 ISO-400
水中ライト FIX リングライト1500 100%の光量
ホワイトバランス ケルビン値調整5000K°
35mm換算 100mm相当
アスペクト 4:3
水中の撮影での反射率は、低い物が多い( ..)φメモメモ
その為、露出補正が-0.3では、足りなかった。
リングライトの欠点として、影が全くつかなく、色再現は良好だが奥行き感は付きつらい( ..)φメモメモ
絞りはもう少しあけたいが、TG-7には、細かい絞りがないorz
AF-Sは、絞りf18にすると、遅くなる。FIX リングライト1500 100%の光量でも、早くならなかった。顕微鏡モードと同じ絞りf16程度の画角までが、カメラ側の限界だろう。
SILKYPIXでレタッチするとこんな感じ

明るさは、調節できるが、奥行き感は付かない。
続て、本来のデータ撮影
顕微鏡モードの最短撮影で照射が可能か?
頭部が5mm程度のコケギンポで試した。

撮影機種 OM SYSTEM TG-7
撮影モード 顕微鏡モード
Av(絞り数値) 16
Tv(シャッター速度) 1/25
露出補正 -0.7
ISO感度 ISO-400
水中ライト FIX リングライト1500 100%の光量
ホワイトバランス ケルビン値調整5000K°(カラーバランス調整の為変更)
35mm換算 71mm相当
アスペクト 4:3
十分に光が回り込んでいる。
露出補正は、まだ足りていなかった。
詰まったバックの時は、気を付ける必要がある。
AFの性能は、不満がないスピード出会ってくれた。
リングライトで照射しているおかげである。
SILKYPIXでレタッチ

この位の明るさに調整した方が、レタッチも、容易である。
WEEFINE WF リングライトより、かなり、FIX リングライト1500は進歩している( ..)φメモメモ
安心してお勧めできるレベルε=\_○ノ イヤッホーゥ!
この時点で、ハリ魔王はほしくなった(^_-)-☆
同時に、ビデオライト撮影だからこそ気を付けなくてはいけない点
- フラッシュより、被写体がブレがおきやすい。
- 海水色の影響を受けやすい。
- 高感度撮影に頼らないといけないので、太陽光の影響を受けやすい。
これらには、十分に気を付ける必要がある。
そうしないと
こんな風に撮影されてしまう。

撮影機種 OM SYSTEM TG-7
撮影モード 絞り優先(A)モード
Av(絞り数値) 6.3
Tv(シャッター速度) 1/200
露出補正 -0.3
ISO感度 ISO-100
水中ライト FIX リングライト1500 100%の光量
ホワイトバランス ケルビン値調整5000K°
35mm換算 100mm相当
アスペクト 4:3
シャッタースピードが1/200で切れているのに、ミヤケテグリの幼魚の体の半分にブレが見られる。
100mm相当のレンズなので、1/200秒なら、手振れは起きないが、それよりも素早くミヤケテグリが動いている( ..)φメモメモ
これが、被写体ブレ
また、この日はまだ、夏の海水浴の影響の濁り水の影響があった。
これは、
SILKYPIXでレタッチで

修正ができた。
高感度に頼らないと撮影できないので、
w側ほど、気をつける必要が生れる。
例)

撮影機種 OM SYSTEM TG-7
撮影モード 絞り優先(A)モード
Av(絞り数値) 8
Tv(シャッター速度) 1/250
露出補正 -0.7
ISO感度 ISO-400
水中ライト FIX リングライト1500 100%の光量
ホワイトバランス ケルビン値調整5000K°
35mm換算 25mm相当
アスペクト 4:3
被写体まで4mm程度しか離れていない。
FIX リングライト1500の光があたる部分には、十分、光があたっているが、
1/250秒と速いスピードで、シャッターが切られているのに、海水色の影響のあるグリーンの背景になってしまった。
水深19mある場所なのに、不自然なほどである。
これを本来のイメージ
SILKYPIXでレタッチすると

この様になる。
この辺の水中ストロボとの違いを良く理解して使う必要がある( ..)φメモメモ
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