水中使用を前程とした目線で見学 CP+2025 ニコン④

水中使用を前程とした目線で見学 CP+2025 ニコン

 

 

現在も、水中写真は、光量が大型の出力の水中専用ストロボを使う事が、主流である。

 

そうなると、

2つの問題が生れる。

  • 内蔵フラッシュから、撮影に必要な光量のデータが得られない。
  • RVF・液晶は、撮影に忠実では水中で被写体が暗すぎて画像化できない。

 

これらを一番簡単にする方法はある。

 

・LEDライトで大光量照射して、室内撮影・スタジオ撮影並みにすればよい。

 

ここの方法には、太陽光と全く違う光成分だったLED光を如何に水中用に向く光にするか?

それには、何が必要か?

調べる必要があった。

その為、かなりの研究・水中検証が必要で、筆者も、某メーカーのテスターとして協力していた。

その為、解読する事ができれば、情報が漏れる為に、なるべく、解りずらく読む気もちが失せる様にする為に、過去の「ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記Ⅱ」では、色文字を使い、解りずづらい専門用語を多用させていただいた。

読みづらいとコメントをいただいてたが、読みづらい事が目的で、本当に、写真の技術的な話が判る一部のコアむけであった。

(今回は、是非読んでいただきたいので赤字使用)

 

すでに、

ブログに協力してくれたメーカーの中にその回答のモデルが発売になっている。

淡水の影響は、使用者が考えて調節すればよく、最も、水中の基本的な発色を追及したモデル

ZERO社代理店のbigblue CBシリーズ

https://zero-zero.co.jp/product/98

これは、NHKの水中撮影隊も採用していて、通常の使用では、水中ライト側のホワイトバランに調整すればよい。

それ以上は、ハリ魔王主催のフォトクリニックに参加するか、

現在、ZERO社のbigblueアドバイザーの堀口カメラマンのセミナーに参加して使い方を教わればよい。

 

淡水の流入地域でも、バランスが良い発色を目指しているのが、

FIX NEO Premium 3000DX SWRII FSと、1500DX SWRII FSの

ワイド光である。

気を付けてほしいが、SWRII FSの名称が付いてないモデルは、

別のモデルで、あるので間違えないでほしい。

ハリ魔王は、伊豆半島等の本州では、こちらをメインに使う( ..)φメモメモ

 

一番、フールズセルフで、ホワイトバランスの調整・カラートーン微調整の必要がない。

初心者からの使用を優先したのが、

INONのLEDライトシリーズである。

https://www.inon.co.jp/products/le_light/lineup.html

 

これらのモデルなら、RVF・液晶は、撮影に忠実で通常は十分で、

こだわるユーザーは、ホワイトバランスの調整・カラートーン微調整をすればよい。

 

SEA&SEAは、輸出をメインに考え5500ケルビンの日中色に限りなく近い物を新発売して、それからの調整は、ユーザーが調節出来るようにした。

 

残念だが、一般水中カメラ派の一番人気のあのメーカーは、現在も、レベルの低いLEDを一般レベルに販売している。

ていうか!!残念だが、世界の水中写真の最先端常識レベルに日本はかなり遅れている。

あそこの利点は、丈夫な事だけ( ..)φメモメモ

 

 

・ストロボ撮影をする為には、1つ目の努力( ..)φメモメモ

 

TTLに同調する為に、 カメラのTTL信号をホットシュー経由で外部ストロボに情報伝達するためのハウジング専用TTLコンバーターが作られています。

NA TTLコンバーターNikon

https://www.fisheye-jp.com/products/housingop/ttlconverter_nikon.html

 

しかし、同調には、制限があり下記のただし書きがある。

 

 TTL調光について

・推奨設定:F5.6〜11、ISO100〜400

TTL調光補正はカメラ側のフラッシュ補正で実施してください。

・その他マニュアル調光、多灯ストロボ制御については、ご使用のストロボの取扱説明書に従ってください。

TTL調光の結果は、使用機材、撮影条件によって露出差が生じる場合があります。

また、

NA TTLコンバーターNikonは、生産終了で、2025/3/13現在 新型を開発中だ。

 

ノーティカムも、マニュアル発光のシンクロシステムを標準装備にしている。

自分が愛用しているネクサスもマニアル発光のみ対応である。

 

実際の撮影では、現在の水中ストロボは、細かく発光量を調節できるので、問題を感じない。( ..)φメモメモ

特にニコンは、実行感度で絞り値が表示されるので、全く、マクロ撮影には問題ない。

(ここに書かれている事が判らない方は、それなりのレベルのニコンプロ登録のプロ水中カメラマンのセミナーを受けてほしい。)

 

1つ目の問題点はこれで解決できるハズである。

 

2つ目の問題点

RVF・液晶は、撮影に忠実では水中で被写体が暗い点は、メニュー画面から調整すればよい。

Z8までは、この調節が細かく、けして、誰でも簡単とは言えなかった。

正直、ハリ魔王も、モニターテストする時に、ニコンのスタッフに協力してもらっていた。

簡単とは、言い難い。

 

Nikon Z6IIIでは、

https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z6_3/

それが、簡単に可能である。

 

『撮影設定に忠実』から、『見やすさ重視』に変更するだけになった。

メニューからカスタムメニュー選択して

d撮影・記録・表示画面を選択して、

d11ビューモード設定(静止画LV)を選択

『撮影設定を優先』を

『見やすさを重視』に変更する。

これで、自動調節『オート』は完了する。

 

さらに、

凝ったユーザー向けに、

自動調節『オート』から『カスタム』で、

ホワイトバランス・ピクチャーコントロール・暗部補正が調整できる。

 

水中動画撮影の武器になりえるだけでなく( ..)φメモメモ

日中シンクロ時、スローシンクロ時の海水色の色も、想定通りか確認する事も可能になる( ..)φメモメモ

 

この時点で、お勧めは、完全にZ6Ⅲになった。

 

逆にここまでの記載のスペックが必要なければ、Z6Ⅱで

https://nij.nikon.com/products/lineup/mirrorless/z6_2/

十分である( ..)φメモメモ

 

 

入門用の一台目なら、APS-C機であるがZ50Ⅱでも良い

https://nij.nikon.com/products/lineup/mirrorless/z50_2/

内蔵フラッシュが搭載されているのが一番の訳( ..)φメモメモ

マリンダイビングフェア2025で、初お披露目のノーティカムハウジングで、

今までのS-TTL調光が使えるハウジングである。

 

また、

Z6Ⅲにも搭載されている

「イメージングレシピ」&「ピクチャーコントロール」が、搭載されているので、

さらに一歩入った画像表現も、感覚的に習得できる。

 

今回のニコンブースで、かなり水中写真に使うとう前提で機種選びがプロからアマへ変わった印象である。

 

 

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