ゴープロ10の使い方提案②初期設定の問題点Ⅱ
ゴープロ10の使い方提案②初期設定の問題点Ⅱ
ゴープロ10のお話を開始したら、新製品の情報が、入ってきた。
『GoProが新型のアクションカメラ「Hero 11 Black」を発表』
https://digicame-info.com/2022/09/goprohero-11-black.html
この発表内容を見る限り、Hero 10 Blackは、4K60p以上の撮影をすると、熱暴走により撮影時間が、制限される。
また、Hero 10 Blackは、一度、撮影使用で熱暴走すると冷えない限り作動しない。
これを改善したのが、「Hero 11 Black」の最大の魅力と言う。
これね、確かに、ネットで検索すれば出てくるが、ハリ魔王は、「だからなに?」と思っていた。
それを気にする人は「テレビなどの映像制作者等」、最初からその辺で、4K60p以上の高画質が必要な場面では、Hero 10 Blackではない、ウェラブルカメラを使いますからね。
それに対して、慌てて、対抗品を出してきたと言える( ..)φメモメモ
ここからが、ハリ魔王の新情報で(^_-)-☆
水中で使う限り4K60pで使ってもほとんど熱暴走の心配はなかった。
十分に、海水で熱が逃げていくからだ。
しかし、その分、温度差の結露現象は、おきてしまう。
その為の対処として、
「リークインシュアGoPro」などの使用が
http://www.fisheye-jp.com/products/goods/li_leakinsure.html
必要になる場面はある。
また、
仕様表のリンクをチェックして気が付いたのだが、
Hero 10 Blackの4K撮影は、通常50pに、ハイスピードは、100pにいつの間にか仕様変更されている。
そう、初期設定で、GOPRO QUIKアプリから登録すると、自動的に仕様変更されるのは、このためと解った⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
アプリ上で、告知も無いのはいかがな物かな(||´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホ
今どきこの様な事をしていると、映像屋は離れるのだけど気が付かないかなε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
実は、ハリ魔王はすでに違うメーカーのテストを始めている。
いくつかの特殊な使用では、こちらのメーカーの方がすぐれている。
ここも、新製品の発表があった。
『DJIが新型アクションカメラ「Osmo Action 3」を発表』
こちらの方が、優れている印象であるが、水中プロテクターに取り付ける、ワイドコンバージョン・マクロレンズなどのアタブター類は、発売されていない( ;∀;)
その為、それらを使うためには、相当な知識とパーツ類の検証が必要で、一般的ではない(;_;)/~~~
今回の検証で、ただでさえそのままでは、限界があるのに、さらに、ハードルが高くなる( ..)φメモメモ
Hero 10 Blackを初期設定後、防水プロテクターに入れて自然光で撮影してみると、そのままでは、実際の肉眼で見た映像とは、まったく違うレベルで撮影される。
一番の問題は、以上に高い感度設定( ..)φメモメモ
水中は、海水の色の吸収拡散により、陸上の自然光(太陽光)の撮影より、色の成分が水深が深くなるごとに、少なくなり、カラーバランスも崩れる。
しかも、外洋水(黒潮などの暖流)と、沿岸の淡水流入した場所でのカラーバランスは、初めから差が大きい。
その全ての条件をHero 10 Blackだけでなく、全てのカメラは、オートプログラムで調整できない。
いくつかの条件のみ調整を可能としている。
Hero 10 Blackの場合は、ほぼ、一通り
購入者が一番使うだろうシーン
カラーバランスが崩れが少ないスノーケリングの範囲だ。
元々は、それに、外洋水(黒潮などの暖流)などと条件が付くφ(・ω・ )メモメモ
残念ながら沖縄のビーチ(陸上から入れる場所)は、この条件の外側になってしまう。
しかし、この範囲なら、撮影後の画像加工の範囲で、何とか見られる物になる。
YouTubeでその様な加工についてアップしている良い作例を見つけたので貼っておく(^_-)-☆
『GoProの水中映像を綺麗に色補正する方法|Color Correction and Color Grading for Underwater Footages with GoPro』
https://www.youtube.com/watch?v=q_odnMfzGNw&list=WL&index=209&t=1s
この方法で、気を付ける点は、
コントラストはエッジがギザギザや色飽和しやすいので程々にする事(^▽^;)
さらに、このYouTubeではふれていないが、【彩度】も調整する。
しかし、これは、水深の浅い場所で可能で、水深15mほどを超えると不可能になる。
その対処として、
「PolarProダイビングエキスパート用フィルターキット(HERO10 & 9 Black保護ハウジング)」が
用意されているのだが、
これが、いただけないレベルil||li _| ̄|○ il||li
色補正のと言うが、海水で吸収されて無くなった色以外の色を少なくするための物である。
それを正確にするためには、刻々と水深で変わる条件の変化、流入している淡水の量の変化に、対応して、何通りもの変化に対応していないと行けない。
これを上記商品は一通りで行っているorz
無理な事は、残念だが当たり前(^▽^;)
一部の海水色にしか対応していないが、それをある程度可能にした商品もあるが、万能ではない。
過去の記事を貼っておく( ..)φメモメモ
『イノン 水中可変赤フィルター M67モニター開始』
https://htmmarine.hatenablog.com/entry/21818544
また、上記のYouTubeは、沖縄本島で撮影した画像の加工であるが、これが、暖流の影響を受けている伊豆の画像で行うと、何故か海水色の調節が難しく、実際の海よりサンゴ礁の海の様な雰囲気になってしまう。
これを寒流でおこなうと、時々、テレビの動物ドキュメンタリー映像で、見られる不自然な色合いの映像となってしまう。
まずは、自然光で、可能な範囲を理解する事が大事たが、それを超えた場面での問題点は、他の方法を考えなくては行けない。
ここまでの事が、全て理解できている方が、今回は、Hero 10 Blackの調整をハリ魔王に丸投げしたのだ。
検証が終わり、自然光撮影で可能な範囲が、確定したので、問題を一つ一つ解決していった。
一番の問題は、以前のゴープロモデルより、
Hero 10 Blackは、ISO感度の高感度側のオートでの設定範囲が広い( ..)φメモメモ
この点を直すだけで、対応度が広がる(≧◇≦)
この点が解明できたら、一気に検証が進み色々な撮影につながった。
最後に完成した画像を見せる。
水害でまだ、海水色に大きな影響下にある大瀬崎の外洋側のポイントで撮影した。
水中ライトは、FIXの新製品
イノンの「水中ワイドクローズアップレンズ UCL-G165 SDを
http://www.inon.co.jp/products/gopro/uclg165sd.html
組み合わせている。
去年から見られている紫色のボロカサゴ
発色が印象より小さいので、簡単加工をかけてみると
この様な仕上がりになった。
さて、
この様な完成度を目指して、お話をしていきたいと考えている。
続く
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