SAS ミューのモニター

今回のモニターはね。
客観的なコメントは、かけません<m(__)m>
 
ダイビングを始めて、30年を越える
中年インストラクターのボヤキと思ってください。
 
このブログでも、解ってしまうと思うが、
自分の道具選びには、かなりのこだわりがある。
 
特に、こだわるのは、
一番、レギュレーター
二番目が、ウェットスーツ
 
そして、今回のフィンだ。
 
この3つだけは、何でも、イイと言う訳には行かない。
 
結局、
ダイビングは、常に変化のある水中から、
どんな、アクシデントが、あっても、
それを回避して、生還する必要がある。
 
その時、
生死の分かれる可能性のある機材には、こだわりがある。
 
最近のダイバー始めたダイバーが、
初めから、レンタル用に製造され、
いつオーバーホールしたかわからない。
安物のレギュレーターで、潜れる感覚がわからない。
また、ベテランと言われるダイバーが、
もう、すでに、10数年も、立っているレギュレーターを
人任せのオーバーホールだけで、使っているのも理解が苦しむ。
それ位、こだわっているのが、レギュレーター
 
次が、
ウェットースーツ
この業界スタートの最初の仕事が、
ウェットスーツのメーカーだった。
その頃からのお気に入りの生地製造メーカーは、もうない。
だから、仕方なく我慢して着ているのが現状
それでも、オーダー時は、物凄く細かい注文をつける。
 
 
 
そして、
次に我慢して使っているのが、フィン 
大學生時代
某場所で、フィンを使って泳ぐ競技をしていた。
お蔭で、
当時、
日本一厳しいと言われた団体のインストラクター認定コース中でも、
ゼンゼン、カリキュラムが、辛くなかった。
その場所の朝錬の方が、数倍辛かった。
 
お爺さんの部類に、足を片っ方つこんでる
年齢でも、フィンスイムなら、
まだまだ、若手が驚くレベルを維持できている。
 
ダイビング最後は、自力で帰らねばならない。
 
しかし、
ガイド中、講習中に、
自分の脚力にあったフィンを履いてしまうと
残念ながら、後ろを泳ぐダイバーに、
「速くて付いて行くのが、やっと」と言われてしまう事が多い。
そこで、パワーダウンして泳げるフィンを選ぶ事になる。
 
そんな時、長年、好んで愛用して来たのが、GULLのミューと言うフィン
 
しかし、一般のユーザーは、気が付かないだろうが、
材質は、かなり、変更されてきている。
 
特に、シリーズが増えた現在の材質は、
初期のゴムの弾力がなくなってしまっている。
 
普通に、泳いでいる分には、まったく問題ないが、
イザ、急な流れ、溺れたダイバーへの対処などをすると、使いづらい面がある。
(ハリ魔王がインストラクタートレーナーとしての見解)
どんな年になっても、若いときと変わらず
対応できる自信が無ければ、インストラクターを辞めるべきと考えている。
その為には、隠れた努力を惜しまないシジイだ。
 
現在のGULLミューには、物足りなさを感じ、
それでも、代わりがないので、我慢して履き、
次のフィンを探している時に、
Bismと、GULLのコラボミュー
そして、今日、モニターが到着した
SASと、GULLのコラボミューが、発売された。
 
ダイビングビジネスショーでは、
Bismと、GULLのコラボミューの方が、
良さそうに感じた。
 
実際に発売された物をモニターした感想は、
足のサイズが、25cm以上の女性や、脚力の低下した中高年ダイバー向きに、改良されていた。
もちろん、市販レベルを考えるとそれの方が、いいに決まっている。
しかし、B.C.が故障した状態を想定した浮上、
まだ、溺者の牽引を考えると力不足を感じた。
 
こんな場面なら、PFミューの方がいい。
 
SASと、GULLのコラボミューの特徴は、
イメージ 1
フィン本体は、
非常に、柔らかく弾力のある素材を使っているが、
キール・ポケットの裏側素材は、硬い物を使っている。
 
さあ、
どんな使い心地か、楽しみでならない。
 
 
 
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