2022.5.現在・水中ストロボ・ライトのバッテリー事情

2022.5.現在・水中ストロボ・ライトのバッテリー事情

 

マリンダイビングフェア2022 の報告の中で、

「AOI Limited UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RC」に

https://htmmarine.hatenablog.com/entry/2022/04/28/001433

書いた時に、バッテリーについてふれた。

 

 

それに対して、顧客からの質問に答える過程で、これは、書き残す必要があると考えた。

 

 

現在のデシタルカメラの進歩により、

陸上写真では、高感度化が可能になった恩恵で、内蔵ストロボがデシタルカメラから消えている。

 

この事は、スレーブTTLの進化版を使う水中写真では、今までのように外付けストロボが使えなくなり、ニコノスVが登場する以前のフィルムカメラで撮影して時代の様に、ストロボをマニアル発光で使い調整する能力が、必要がおきていると、以前、このブログで書いてきた。

 

もちろん、現在の水中ストロボは、マニアルで発光量を大きくしたり、小さくしたりする事が0.5絞り段の細かい変化量で可能になっているので、一度慣れてしまえば、フィルム時代とくらべものにならないほど、楽になっている。

 

しかし、誰にも、瞬間に強いとは言えない。

ここに、プロ・セミプロ・アマ・初心者に、大きな技術の差が生まれてしまう。

 

その為、各社水中カメラ用品メーカーは、水中用のスレーブ(光りファイバー式)TTLに適応するコンバーターを開発して対応しているが、各社カメラとの組み合わせ、ストロボとの組み合わせに制限がおきてしまったり、性能が、発揮できなかったりしている。

 

やっと、ストロボメーカーと、ハウジングメーカーが一社内のINONには、それが可能になったと言え、

この組み合わせなら、今まで、不可能だった撮影をそれなりのスキルでも、可能にするだろう。

 

それ以外の組み合わせのメーカー陣も、これからは、なお一層、開発に力が入るだろう。

 

 

それとは、別に、陸上カメラの世界では、残念ながら、ストロボ(フラッシュ)の需要は減少の一途である。

 

残念だか、メーカー純正ストロボの生産も、OEM先になり、内部パーツは共通化をせまられている現状である。

これは、内部の主要パーツメーカーが、製造コストを考えて、数が集まらない限り生産しない姿勢にシフトしているからである。

 

そうなると、中身の共通化はせまられる問題である。

 

現在、通常の陸上の仕事撮影では、コンデンサーをフル活用するために、バッテリーパックや、直接家庭用電源から変換機を使い、必要な電圧・電量を確保している。

 

水中では、ニッケル水素充電池の単三型を主に使ってきている。

これは、安全性か優先されているからである。

 

ストロボ開発当初は、今のように、海外僻地でのダイビングの場合、充電のリスクも大きかった。

電圧・発電量が安定しない発電機で発電していたからである。

その様な場所では、その様な対処をしたバッテリーチャージを使っても、とても、危険であった。

自分のいたマレーシアの島では、自前で安定化電源を購入して、電圧を安定化して、さらに、保護機能の高いバッテリーチャージを使っていた。

しかし、複数のゲストが電圧を考えないで、たこ足でつなぐため、安定化電源は、1年たたないで、壊れた。

そう、そんな時、単三型なら普通のマンガン型でも、アルカリ乾電池でも手配できれば撮影が可能であった。

 

陸上撮影並みのリサイクルタイムや、発光回数を求めるなら、

専用のリチウムイオン電池を使うしかない。

 

このリチウムイオン電池は、小型する事はとても難しい。

その為、日本ではあまり聞きなれない数字であらわされたセル(電池こと)を使う事になる。

これが厄介で、簡単に書くと、安全装置がとても重要になる。

 

このリチウムイオン電池のトラブルで、発火事故が多数おきている。

輸送中の飛行機が落ちるなんて事件もおきている。

最近は、機内預入はできないで、手荷物で持ち込む事になるのだが、これにも、制限がある。

日本の航空システムでは、持ち物検査の時に、チェックを受ける事になる。

電気工具用や、釣り具の電動リール用の物は、特に厳しいのが現状である。

 

これ、残念ながら生産国に問題があるからとしか言えない。

 

世界で、もっとも信頼されている安全装置は、日本の某メーカーせいなのだが、それを使っていると偽っている商品が多すぎるのだ。

 

最近も、それが判明して日本の釣り具メーカーがバッテリーリコールをおこなっている。

 

段々、何を書きたいのか解らなくなりそうなので、

これらの問題を解決するために日本では、世界一厳格な基準P.S.E.認証を必要としている。

 

このマークがついてないと販売も制限を受ける。

 

また、航空会社の指定は各社まちまちなので、証明書を添付しておく必要もある。

参考例)フィッシュアイ社の場合

http://www.fisheye-jp.com/_src/65543322/pdf_battery_notice.pdf?v=1652428958909

 

P.S.E.認証はそれほど大事な事になってきているのだが、水中写真愛好家に浸透しているだろうか?

詳しくは、下記のリンクを参照してほしい。

https://hameefun.jp/how-to/6753

 

ここにきて、P.S.E.認証のリチウムイオン電池で最も主流のサイズ

「AOI Limited UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RC」につかわれている。

18650型に問題がおきている。

 

もちろん

「AOI Limited UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RC」の国内販売に同封されるのは、

フィッシュアイ社が独自で認証を取得した専用バッテリーと充電器である。

 

しかし、

ここで、ワンセットあれば、フラッシュ回数はフル発光で1500回と十分であるが、複数日の遠征に出かけようと思うときに、予備のバッテリーセットがほしくなると言うのが心情である。

 

専用バッテリーかなり高価である。

だれしも、そんな時は、通販サイトで同型品を探すだろう。

以前は、フィッシュアイ社よりは劣るが安全性のそこそこの信頼できる物が手に入った。

 

しかし、

「18650 充電式リチウムイオン電池 保護回路付」と検索しても、

Amazon.co.jp : 18650 充電式リチウムイオン電池 保護回路付

 

アマゾンお勧め品で検索リストに並ぶ商品には、買う事を進められない粗悪な物しか並ばなくなってしまっている。

この傾向、戦争の影響もあるかもだし、日本からの重要パーツの輸出規制の影響

さらには、電気自動車などの産業への転用など色々ある社会状況である。

 

おとなしく、純正品を購入する事が現在の最善かもしれない。

 

 

また、それでも、納得ができない人の為に、YouTube公開でアマゾンで購入できる18650 充電式リチウムイオン電池の検証動画をアップしている人のリンクを貼っておく。

 

【酷すぎw】Amazonに売ってる「大容量9900mAhリチウムイオン電池」を買って検証してみた結果www

【酷すぎw】Amazonに売ってる「大容量9900mAhリチウムイオン電池」を買って検証してみた結果www - YouTube

 

【検証レビュー】Amazonで購入した激安中華製18650リチウムイオンバッテリーをレビュー

【検証レビュー】Amazonで購入した激安中華製18650リチウムイオンバッテリーをレビュー - YouTube

 

【検証】Amazonで購入した激安18650 リチウムイオンバッテリーは使えるのか?

【検証】Amazonで購入した激安18650 リチウムイオンバッテリーは使えるのか? - YouTube

 

どれも、容量に偽りがあるだけでなく、保護回路付はついていない事が判明している。

アマゾンも、もう少し厳しく商品をチェックしてほしい物である。

 

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SEA&SEA MDX-αUハウジング マリンダイビングフェア2022⑦

SEA&SEA MDX-αUハウジング マリンダイビングフェア2022⑦

 

新生SEA&SEAは、新体制初のハウジングの試作品の展示があった。

SONYのミラーレスモデルである。

前側

操作面

 

今、一番、販売台数の多いのは、SONYなのは間違えない。

 

しかし、

SONYは残念な事に、設計図と販売モデルの誤差が一番大きいという特徴を持っている。

これは、カメラ本体のダイキャストが、他のカメラメーカーと違い、

いつでも中身部分を変えられるように、2分割されて設計されている。

 

その為、センサー違いの派生モデルを作りやすいというメリットを持っている。

 

その代わり、本体サイズにモデル事、生産ラインごとに若干の誤差が生じる。

 

これは、現在のキャドでの設計をメインとする水中ハウジングの制作には、大きな泣き所となってしまう。

 

その為、日本では、水中カメラとしてのモデルとして、SONYは不人気なモデルとなっている。

 

しかし、輸出、特にアメリカ市場となると、SONYはやはりトップモデルである。

 

この問題をいかに超えて、他社より低価格で、さらに、高性能を維持する。

 

まさに、SEA&SEAが、新スタートとしては、潔く心地よい選択と思う。

 

そんな意味で、興味深々である。

 

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INON X-2 R5 マリンダイビングフェア2022 ⑥

INON X-2 R5 マリンダイビングフェア2022 ⑥

 

今日のモデルは、すでに、発売から時間がたっている。

キヤノン「EOS R5」対応の

INON X-2 R5

http://www.inon.co.jp/products/housing/x2_r5/top.html

今回、初めて実物を見た。

 

先に、書いておくが、

ハリ魔王本人は、

ミラーレスで、さらに、キャノン社製というだけで、ターゲット外と書いておく<m(__)m>

今、デジタル一眼レフから、各社が、ミラーレス型にシフトが進む

 

これは、SONY、フジの成功があるからなのだが

最後発になっている。

キャノン・ニコンのミラーレスに現在、水中で使うメリットがないと考えている。

 

ミラーレスにする利点が、水中では、生かされているとは、言い難いからである。

 

また、後発組のミラーレスは、全て、新型レンズ

新型レンズを一度買うと、そのメーカーを使う事になる。

 

ヨーロッパはシビアで、今買っても、損のしないだろうマウントシステムには、残念なが、キャノンのミラーレス用は載っていない。

 

一位は、

先発のSONYであり、

日本では以外だが

二位は、

フジである。

 

先発、メーカーも含めて、

ミラーを撮影のために、上げないとシャッターを切ることができない一眼より、ミラーレスの方が、シャッターボタンを押してから、シャッターが切れる時間は短い。

一瞬、シャッターチャンスに強そうであるが、液晶画像の表示される画面にタイムラグがある。

結局、高性能モデルの一眼レフタイプより、チャンスより送れてしまう。

低照度の水中では、さらに、その影響は大きい。

 

ミラーレスが生きるのは、構図を優先する広角撮影のみと考えている。

 

なのに、何故INON X-2 R5を気になるに選んだのか?

イノンストロボ完全対応 超高精度多機能「TTLコンバーター」標準装備されているからである。

 

この機能により、色々な撮影が可能になる点

 

これは、特記すべきことである。

詳しくは、リンク先で確認してほしい。

 

しかし、

ハリ魔王の希望は、

キャノン用ではなく、ニコン用であるorz

残念(;゚Д゚)

 

INONの開発は、キャノンが優先なのは解っているが、もうそろそろ新しいメーカーの対応発想があっても良いのではないか?

 

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SEA&SEA YS-D3 MKⅡ LIGHTNINGに新バージョン!! マリンダイビングフェア2022 ⑤

SEA&SEA YS-D3 MKⅡ LIGHTNINGに新バージョン!! マリンダイビングフェア2022 ⑤

GW中の更新が難しくなったので、急遽アップしたいと思う。

 

次に気になった商品は、

フィルム時代に水中写真を始めた人達の間で、密かに販売台数では、日本一、イイエ、世界一と言っていいメーカー製のストロボから乗り換える人が増えていると、噂のストロボ

それのバージョンアップ版

SEA&SEA YS-D3 MKⅡ LIGHTNINGに

https://www.seaandsea.co.jp/products/strobe/ysd3mkIIlightning/



BLACK ver.の試作品の登場である。

 

デシタルカメラになって、久しくは、35mm版の銀影ポジフィルムの特定のスペックを超える事が出来なかった。

 

現在の高画素機がそれを初めて超えた。

 

それを使い慣れたベテラン達がとあることに気が付いた。

 

その様な人に、

密かに人気がアップしているストロボが、去年の夏ぐらいから話題に出ていた。

その特徴に気が付いた人にしか気が付かない改良点

フル発光側で、若干、本体のホワイトバンドの部分から光りがもれる( ..)φメモメモ

 

この特徴に気が付くユーザー向けのBLACK ver.



これ、すごい発想である。

 

今までは、初心者から万人受けを狙う事によって、初めて、商売が成り立つと考えるのが、デシタルカメラ以降の水中写真の器材軍orz

 

コアなこだわったユーザー向けは、販売、台数が限られる。

 

新スタートSEA&SEAの割り切った考え方

 

ハリ魔王は嫌いではない。

 

本格ユーザーに売れれば

次は、SEA&SEAのストロボはイイねとまた言ってもらえるものね(^_-)-☆

 

「頑張れ!SEA&SEA」

エールを送って、今日は〆たいと思う。

 

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AOI Limited UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RCマリンダイビングフェア2022 ④

AOI Limited UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RCマリンダイビングフェア2022 ④

 

ここからは、

購入欲というより、

面白い展開だと、思ったものを上げていきたいと思う。

そのひとつ目が、

UCS-Q1-RC ウルトラコンパクトストロボ RCの制作発表

http://www.fisheye-jp.com/products/ucs_q1_rc.html



OLYMPUS系のストロボは、

ハリ魔王は、今まで、高い評価をしてこなかった。

OEM先のメーカーさん知っているので、

何故、そこの商品より、劣るスペックなのか?

書けない裏情報まで、気が付くと、それは、いくら何でも、書けば悪口になる。

 

今回は、流石に考えて作っているなーと関心する点があるので、取り上げる事にした。

 

照射角が、陸上値換算24mmレンズの画角をカバーで、フル発光でGN22あるという点

このスペックは、水中写真を勉強する上で、必要な要件を十分に、こえるスペック、この点では文句の付けようがない( ..)φメモメモ

 

ストロボの照射角度が物足りないと考えるユーザーへ一言

ダイビングで、ストロボを使うのは、海水の拡散で、減光して発色バランスを陸上と同じようなバランスに戻す事

 

これだけ考えれば、ミスの少ないのは、照射角度が広く無駄なく端まで広がるストロボが良い事になる。

 

欠点は、

広くなると水中に漂う浮遊物を無駄に多く拾う事

フラットに当たるために被写体の立体感を失いのっぺりとした映像になる。

 

これを、後加工で、画像ソフトで加工すると、水中感が失われやすくなる。

また、加工時間を考えると、決して効率が良いとは、言えない。

 

そう、適切な照射画角という物があるが、簡単を優先するとorz

 

さらに、フル発光から、次のフルチャージまで、0.85 秒のチャージタイムで完了する点

これ、多分、水中ストロボ界では、初のスピード( ..)φメモメモ

これは、もう、シャッターを一枚一枚切るなら、ほとんど、チャージ不良のミスはおきないスピードになっている。

 

これを可能にしたのは、割り切った設計にある。

通常、水中ストロボは世界中の汎用性を考えて、長らく単三型バッテリーを使用してきた。

これ、安定感はあるが、容量に限界がある。

それを思い切って、18650型バッテリーにしている。

少し、知っている人なら、「なるほど」と、「エ!!危険では??」の印象である。

18650型バッテリーは、日本主導の規格でなく、中華のバッテリーorz

そう、世界中で、発火のトラブルをおこしているタイプである。

 

今までだったら、一般向けには、NGであっただろう。

 

今回、日本の代理店になった。

フィッシュアイ社には、日本の規格に合格した、

PSEの認証を受けている18650型バッテリーと、充電器がすでにある。

それを組み合わせて、日本では販売するという。

 

しかし、

ルールを知らないユーザーが、PSEの認証を受けていないバッテリーを使い水中爆発をおこしたら、

 

ハリ魔王が質問すると、

その時の安全弁が付けられていた。

 

これなら、安心である。

 

もし、水没させても、この安全弁が働くので、さらなる危険防止にもなる。

 

その他に、搭載されているターゲットライトが、水中ライトの代わりになるほど明るく

 

新会社とも、提携が取れているので、

RCモードが、陸上並みで使用できる。

UCS-Q1-RCがチャージしても、本体側の内蔵ストロボが間に合わないと言う事もない。

 

さらに、普通のTTLオートも追加されている。

 

他社のカメラとの相性はどの程度なのであろう。

 

これなら、TG以降、ハウジングの選択幅が広がりそうである。

 

一番驚いたのは、発色ケルビンが、5000な事、少し、暖かみのある発色である。

ハリ魔王などのコアユーザーが好む発色( ..)φメモメモ

こればっかりは、テストしてみないと何とも言えないが、

興味は◎の点である。

これは、モニターテストしてみたい商品である。

 

また、決め台詞は使えないけどね。

 

興味深々(^_-)-☆

 

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AOI Limited GoPro用広角レンズ UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ 0.73X マリンダイビングフェア2022 ③

AOI Limited GoPro用広角レンズ UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ 0.73X マリンダイビングフェア2022 ③

 

今回のマリンダイビングフェア2022は、

ハリ魔王が、興味をひかれた商品順に紹介していく事にしている。

 

3番目は、この商品である。

 

香港の新メーカーAOI Limitedの商品である。

 

新メーカーと言っても、元OLYMPUSデシタルカメラ群の純正プロテクターのOEMを担当している下請けであった。

 

ご存じの方も多いだろうが、OLYMPUSは、デシタルカメラ部門を不採算として、切り離して、ファンドに売ってしまった。

 

その為、OLYMPUSのデシタル部門中では、さらに、不採算とされた水中部門は、完全消失してしまった。

 

これね、しょうがないのだが、AOI Limitedの製品が悪いからと言うより、元OLYMPUSの担当者の問題である。

大きい会社にいると、何か勘違いしている点が多い。

自分も、数回、ご本人達にあった事があるが、かなり、勘違いをしている人が多く、聞く耳を持たないし、訳の分かんマーケッテングをしていた。

この意見は、水中写真業界に長い人は、有名な話、過去には、某国産OEMメーカーとも、もめてもめて、最後には、そのメーカーのパーツ屋さんを買収して、格安をはじめたり、そこがダメなら、次のメーカーへ

こんな事をしているから、歩留まりも、製品クオリティーも上がっていかないのは当たり前である。

 

そんな事していれば、段々に、自分の会社の評判が落ちるのは、当たり前と考える。

上りじょうしの時は良いが、売り上げが低迷したらorz

粉飾決算をする会社である。

その次は、不採算部門の売却(;゚Д゚)

それは、ファンの絶望を意味する。

 

さて、

大きな後ろ盾を失ったAOI Limitedは、自社の責任で信頼される地に足が着いた製品開発をせまられている。

いい物を設計・製造しなければ、新興メーカーとして生き残れない。

今回の新製品は、力が入っていた。

 

4月1日発売の新製品

AOI Limited GoPro用広角レンズ UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ 0.73X

http://www.fisheye-jp.com/products/uwl_03.html

 

現行の純正ハウジングGoPro HERO 9/10用は、もちろん、GoPro HERO 5/6/7/8にも、ジャストフィットする広角レンズになっている点( ..)φメモメモ

取り付けると水中画角が、水中画角は140°広がる。

GoPro HERO 9/10 は、Super View を使って撮影すると、水中では、周辺画質の低下がおきる。

純正水中ハウジングのフラットポートによる歪みの影響なのだか、 UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ 0.73Xは、これを解消する事ができる。

 

GoPro HEROのもう一つの難点は、最短撮影距離が遠い事( ..)φメモメモ

 

これを調節するパーツの一つの解決策が可能になる。

UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ 0.73Xを取り付けると、最短10cm程度まで被写体に寄る事が可能になり、ワイドマクロ撮影もOKな事だ。

陸上での感じては、10cm程度の被写体が画面の中で、躍動する動画が可能であろうと想像できた。

 

サイズが年式で違う、GoPro HEROの純正プロテクターに対応しているだけで、驚きなのだが、

今後、52mmアダプター・58mmアダプターに対応するオプションを考えているそうである( ..)φメモメモ

 

これって!!他社のウェラブルカメラも、コンパクトデシタルカメラ・ミラーレスなどの動画撮影に広く使える可能性がある。

 

GoPro専用広角レンズだけでない可能性が、 UWL-03 ワイドアングルコンバージョンレンズ に興味をひかれた点である。

 

今回、AOI Limitedに決め台詞は使わない。

これからの進展を期待したいのでね(^_-)-☆

 

早速、今年より正規代理店になった。

フィッシュアイ社にモニター希望を出した。

 

タイミングが合えば、

「ハリ魔王の気まま、ダイビング水中記Ⅱ」追加報告したいと思う。

 

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購入決定!!正しくは?? FIX NEO Premium 3000DX SWRII FS・1500DX SWRII FS マリンダイビングフェア2022 ②

購入決定!!正しくは?? FIX NEO Premium 3000DX SWRII FS・1500DX SWRII FS マリンダイビングフェア2022 ②

 

今回のマリンダイビングフェア2022は、

ハリ魔王が、興味をひかれた商品順に紹介していく事にした。

 

二番目に気に入って、本気でほしいと考えている。

f:id:HTMMarine:20220410225812j:plain

FIX NEO Premium 3000DX SWRII FS

http://www.fisheye-jp.com/products/light/fixneop3000swriifs.html

 

そして、

新発売のFIX NEO Premium 1500DX SWRII FS

http://www.fisheye-jp.com/products/light/fixneop1500swriifs.html

 

ハリ魔王が、このタイプのモデルの実物を見たのは、この会場でが初である。

 

FIX NEOのバッテリーには、

限界があり、これ以上のルーメン数を上げる事は難しい。

現在、最大は4000ルーメンのモデルで、最大光量時30分の照射時間である。

このスペック

4K動画以上の画素数で撮影するには、十分と言い難い。

もし撮影するなら、

これを4灯は必要で、照射時間も、1時間はほしい。

その様なスペックの照射用ライトは、外国製品まで、範囲を広げて考えれば、2灯で可能で、照射時間も必要以上に長く、それを4使用した方が便利であろう。

 

以前から、フィッシュアイのスタッフと話すときは、

今のバッテリーが二つ以上いっぺんに入るバッテリーケースを希望して( ..)φメモメモ

一灯で、Premiumバルブで、8000ルーメン以上のモンスターライトをリクエストしていた。

これを欲しがるのは、一部の動画マニア以上で、日本国内では、極稀なタイプのダイバーで、ほとんどがハイアマチュアか、プロの撮影集団である。

販路はとても限られる。

 

世界的に見ても、そのシアは先行モデルにおさえられていると言えよう。

 

今回、限界があるからこその進化をしていた。

 

末尾のFSは、「ストロボ光自動消灯モード(FS)」の事で、

矢印の中に

f:id:HTMMarine:20220410225906j:plain

受光部があり、

f:id:HTMMarine:20220410225948j:plain

ストロボの光りに反応して、ライト光を感知して自動的に消灯して、

f:id:HTMMarine:20220410230007j:plain

1秒後に点灯する機能であるφ(..)メモメモ

この機能は、今までも、いくつかのモデルに搭載されていたが、

ワイド光・スポット光・レッド光のすべてに対応している点が新しい。

 

特に、

f:id:HTMMarine:20220410230029j:plain


赤色の光で、光量を調節できて

f:id:HTMMarine:20220410230053j:plain

「ストロボ光自動消灯モード」は、新しい撮影の武器になりえる。

 

岩の影や、生態行動を撮影する場合

白色光をあたてだけで、隠れたり、逃げたり、行動を止めてしまう。

赤色光は、一番、嚇かさない色なのだが、大光量だと、驚いて止めてしまう事がある。

弱い光りであて初めて、限界値を確かめながら使う事がある。

 

この機能追加だけで、十分すぎる仕組みである。

 

『やっぱ、FIXだわ(*^ー゚)bグッジョブ!! 』

 

FIX NEO Premium 3000DX SWRII FSは、さらに、よくできている。

最大3000ルーメンの大光量と色温度5700K/高演色性Ra95(ワイド)のPremiumカラーのバルブをワイド光に使っている。

色温度5700Kなら、初期設定のままのデシタルカメラを水中ハウジングに入れて、

外付けストロボを基本設定のまま使って撮影する場面で、

「ストロボ光自動消灯モード」の設定を忘れても、

ほとんど、ライト光の色かぶりを心配しなくてよい( ..)φメモメモ

 

これだけで今までの不満点は、ほぼ解消である。

 

※FIX NEO Premium 1500DX SWRII FSは、ワイド光は、5000Kままである。

 

ただし、旧ボディを使っているユーザーは、バルブを購入するだけでは、この穏健を受けられないorz

 

フィッシュアイの営業スタッフによると、

旧モデルでバージョンアップできる物と、

古すぎて未対応な物とあるそうである。

 

検査に出してくれれば調べて返答をくれると事である。

 

ハリ魔王のは古すぎる可能性が高い(;゚Д゚)

 

一台で、今までのメインライトの全てを代用してくれそうである。

 

また、

FIX NEO Premium 3000DX SWRII FSのワイド光は、

今までとは違う方法の高感度4K撮影も、模索して見たいと考えたが。

問題は、ハリ魔王の愛用品のボディが対応しているかが一番の問題である。

 

 

 

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